前略
2月27日づけで一般刑務所へ移送になると告知されました。気になる行先は当日にならないと知れません。この手紙自体は移送先の施設から出すことになります。
荷物をまとめて、といってもほとんど何もないんですが、週末過ごすために最低限必要なものだけが手元に残っている状態です。
所持品の大部分を占めている本については、不要図書の社会貢献というシステムがあり、そこに寄贈することにしました。
予想よりもずっと早い展開に気持ちが追い付いていませんが、昼食を終えて少し落ち着きました。刑務所から刑務所へスライドするだけでステップアップして立場が変わるわけではありませんが、なぜか気分は前向きです。
どこへ行くかもわからないですし、何をどう頑張ればいいのかも定まりませんが、与えられた場所で精いっぱいやるだけです。
ここでの生活は丸四か月。受刑者というよりは病人としてみっちり過ごす毎日でした。いつまで続く週末のような日々もあと数日で終わります。
ラジオからもう桜にまつわる曲が流れるようになりました。春なんですね。二人ともよい春を。 草々