ヤズコルヤズカマク

ヤズコルヤズカマクとはケチュア語で「行って目にして帰ってきたもの。目撃者…火山の内部を見た者。翼をもつ赤い存在…自らの弱さを全て焼き払った…を意味する(「赤の自伝」より)

手紙

元気ですか。お手紙ありがとうございました。ニヤニヤしながら読みました。

なかなか手紙が書けなくてすみません。

引越しをしたり、新しい仕事を始めたりして慌ただしくしておりまして…

世の中では無惨にも大きな戦争が始まり、その戦争が終わる前にまた無様にも別の戦争が始まり、かといって自分の生活を止めることもできず、愚かさと無力さを感じる日々を過ごしています。

何もできない自分に慣れるのは辛いもんですね。

 

ボクは今、新宿にあるIRAというアナーキーな本屋さんの獄中者に手紙を書くという集まりに参加してこの手紙をしたためています。

無期懲役の方だとか、死刑囚とか、海外の政治犯への手紙を書いている人なんてかもいて、法務省ファックユーな雑談を交わしながら、なかなかに反体制なムードが漂っていて素敵です。

活動家って面白いですね。そしてこの手紙もそんな活動の一環となっていると思うと熱がこもります。

 

今はどんな楽しみがありますか。運動会は準優勝おめでとうございます。

ボクは最近はあまり本を読めていません。映画も観れていません。

毎日バタバタと仕事で中野区、豊島区、新宿区、北区、練馬区板橋区あたりを走りまわっています。

この間、有楽町線に乗って物思いに耽っていたところ乗り過ごしてしまい危うく和光まで行ってしまうところでした。(氷川台で気づいて降りた)。ちょっとビビりました。

いつか勇気を持てたら埼玉にも足を踏み入れてみたいものです。

 

引っ越した新居にはしばらくカーテンがなく、夜はあかりをつけると外から丸見えになってしまうので暗くなるとスマホのライトを使って諸々をこなしていました。そんな逃亡者のような生活でしたが、今はブラインドをつけたので光の中で過ごせています。

中野区はケバブも安くて美味しいし、なかなかにいい街です。そしてボクはそのケバブの食べ過ぎのせいで半年で7キロ太りました。そろそろ70キロになりそう。肉をつけて寒さを乗り切る所存です。

 

そちらは寒いでしょうね…ですけど来年の今頃はアゲアゲで楽しめてるはずなので気合い入れて最後の冬を乗り越えてください。

それではお体に気をつけて。運動のしすぎにも気をつけて。会える日を楽しみにしています。

 

 

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追伸

若者支援の団体で新たに週一働きはじめたんですが、若者の生態って未知すぎて…今度いろいろ教えてください。