若者は感謝をしない
若者は感謝をせずに生きていく
それでいいと思う
それがいいと思う
過去の誰かの親切でなく、未来の希望への一挙集中主義的態度
常に前だけ、入り口だらけの毎日
明日にのみ今のすべてを賭ける姿は逞しく頼もしい
感謝じゃ前に進めない
今、今、今
今を生きていく
もう若くないボクは少し羨みながら、彼らの今がよくなるための手立ての捻出に四苦八苦する
彼らの遊び場をただただ耕す
それが大人の義務と役目
それが大人の限界と余裕
そしてボクは今日も彼らの今にタッチする
ときにその熱さに火傷しながら
ときにその烈しさに打ちのめされながら